創業から13年。振り返ると、菊地先生は“税理士”というより、経営者である私のブレーキ兼ナビゲーターのような存在です。
業績が良いと、経営者はついアクセルを踏み込みたくなるものです。
「今だ、攻めろ!」と気持ちが先走る。
逆に、少し不安になると急ブレーキを踏みたくなる。
正直に言えば、私も何度か“危ないカーブ”に突っ込みかけました。そのたびに先生は慌てず騒がず、数字をもとに冷静に一言。
「それ、本当に今やるべきですか?」
この一言で、何度ハンドルを切り直したか分かりません。
先生のすごいところは、決して押しつけないことです。頭ごなしに「ダメ」とは言わない。でも、論理で逃げ道をふさがれる。気づけば、「あ、確かにその通りだ」と自分で納得しているのです。
そして何より印象的なのが、「その行動は誠実ですか?」という問い。世の中には“微妙な経費を認めてくれる税理士が良い税理士”という声もあります。しかし先生は真逆です。目先のテクニックではなく、経営者としての在り方を問う。会社は経営者そのものだから、と。
この言葉を基準にしてから、判断に迷う時間が減りました。他の人に「もっとこうできるよ」と言われても、心が大きく揺れることはありません。なぜなら、私には“誠実”という軸があるからです。
数字を整えるだけではない。
経営者の暴走を止め、覚悟を育て、正しい方向へ導いてくれる伴走者。
本気で会社を成長させたいなら、こういう税理士と組むべきだと、私は心の底から思っています。
